水屋敷の湧き水
しまばら水屋敷には、湧き水の池(約4m×12m)があり、
一日に約4000トン(50リットル/秒)の水が湧いています。
実際に昭和中期頃まで、町内の各家へ水路で流れ、
生活用水として使用していました。
水温は、一年を通して15度程で、
「夏の酷暑の日」「冬の極寒の日」に、水面に「もや」がかかります。
鯉が数匹いますが、川魚のハヤが自生しています。
保護色で目立ちませんが、たくさんいます。
また、水草の間に、
1〜2cmのエビや、カニ、など、いろんな生き物が生息しています。
池のまわりには、つつじが、5月頃、ピンクの花を咲かせ、
つわぶき(石蕗)が、10月頃、黄色い花を咲かせます。
「石蕗 咲いて 水のにほいの 水やしき」 石塚友二
庭には、
紅梅、白梅、木蓮、ぼけ、きんもくせい、ツバキ、など
いろんな植物が生えてます。
水の都島原 島原は、豊かな湧き水のまちです。
「白土湖(しらちこ)」は、
200年前の島原大変の時、地殻変動のため小高い丘が陥没して、
水が湧き出した「日本一小さい陥没湖」です。
一日4万トン(500リットル/秒)の水が湧いています。
「鯉が泳ぐ街」は、
昔ながらの水路が残っているまちで、水路にたくさんの鯉を放流しています。
「新町の水屋敷(伊東邸)」と「新町の水源」の二ヶ所から、
一日一万トン(120リットル/秒)の水が湧いてます。
「武家屋敷の水路」は、
島原城近くの武家屋敷跡にある水路で、道の真ん中に流れています。
その昔は、生活用水として各屋敷で利用しておりました。
きれいな水が今でも流れています。
「浜の川湧水群」は、
昔ながらの井戸と共同の水場で、
洗い物などの順番や位置が決められています。
昔から湧き水とのつきあいが長い島原ならではの場所です。
「速魚川(はやめがわ)」は、
上の町の金物屋さん「猪原商店」のご主人が、
ツキ井戸からの湧水を利用して作った、ハヤも生息する平成生まれの清流です。
面白グッズ満載の店内には、ペットボトルも有。
「水頭井戸」は、
昔から実際使っていた井戸で、今でもきれいなおいしい水が湧いています。
石の亀がおり、歳の数だけ水をかけると…
「親和の泉」は、
銀行の駐車場内にあり、「湧き水」と「温泉」が飲めます。
車でタンクを持参して汲みに来る方がたくさんいます。
その他、たくさんの湧き水スポットが町中に点在しています。
島原温泉
天然温泉として
露天風呂有り では
ホテルシーサイド (0957−64−2000)
九十九ホテル (0957−62−3111)
ホテル南風楼 (0957−62−5111)
大浴場として
ゆとろぎの湯 (0957−63−1126)
湯治場として